私たちについて

牛馬童子を説明する語り部

熊野古道の「語り部」とは?

 「語り部の会熊野古道中辺路」は熊野の歴史や文化に精通したガイド団体です。
 昭和53年に熊野の歴史研究会として発足し、平成11年より現在まで、ガイド業務を行ってきました。

 あらゆる情報が簡単に手に入る今の時代、熊野古道を語り部なしで歩くことは難しいことではないでしょう。
 ではなぜ、語り部が必要なのでしょうか?

 そのひとつには、熊野古道には千年の時を超える歴史や文化があるからです。ただ漫然と歩いていたのでは知ることのできない歴史や文化を解説し、同時に険しい山道を安全に導くことが、語り部の仕事です。
 われわれ語り部は、熊野への飽くなき探求心を原動力に、研修や勉強会を続けております。
 そして、熊野という類まれなる聖地を通じて、より多くのお客様と交流できることを楽しみにしております。

 

当会の概要

名称 語り部の会熊野古道中辺路
MAIL e-mail :nakahechikataribe@gmail.com
発足年 1978年(昭和53年) 4月
ガイド実績
【令和元年度】案内依頼件数265件・案内人数6035人
【平成30年度】案内依頼件数317件・案内人数7330人
【平成29年度】案内依頼件数249件・案内人数5774人

当会のあゆみ

1977(昭和52年)9月和歌山県熊野街道、岐阜県中山道、宮城県奥の細道が「歴史の道保存整備事業」(文化庁)に正式決定 
1978(昭和53年)4月熊野古道研究会」発足
1979(昭和54年)2月近野史探したん」に発展 熊野古道を探索 会長: 木下幸文
1985(昭和61年)12月熊野古道に古電柱を利用して標識を建てる
1997(平成9年)10月語り部講座(10回)に参加
1998(平成10年)3月語り部養成勉強会主催
1999(平成11年)4月熊野体験博(4/29~9/19)
★語り部活動開始
1999(平成11年)12月漂探古道ひょうたんこどう」に名称変更
2004(平成16年)7月熊野古道 世界遺産登録
2005(平成17年)11月特定非営利活動法人(NPO法人)資格取得
NPO法人漂探古道」に名称変更  理事長: 木下幸文
2005(平成17年)語り部依頼回数ピーク 881件 30,492人
2009(平成21年)4月理事長:宇井正
2017(平成29年)4月NPO法人から離れ組織改変
語り部の会 熊野古道 中辺路なかへち」と改称 会長:安江樹郎
参考・歴史の道保存整備事業

整備事業には道自体の整備と、標識・説明板等の整備があった。

中辺路町では昭和53~57年、本宮町では昭和53~57年、熊野川町では昭和54~57年、那智勝浦町では昭和56~60年にかけて整備が行われた。
田辺市では昭和61年~平成元年にかけて行なわれ、昭和61~63年で長尾坂から捻木の杉前までの4㎞のうち265.1メートルの道の整備を行い、昭和63年には芳養王子から捻木峠までの標識や案内板を設置。平成元年に「歴史の道熊野道整備報告書」が作成された。

語り部メンバーの紹介

安江
山中
宇井
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