5月8日(日) 約22km 14名参加
今回は「不許葷酒入山門(くんしゅ さんもんに いるを ゆるさず)」のお寺の石柱と、「和泉」の地名の由来が特に面白かった。※投稿者の個人的感想
①今回は鳳駅前から歩き始める。まずは早朝9時の商店街アーケード通り。
②「だんじり」を組み立てていた。Wikipediaによると、
「鳳だんじり祭りは10月の第1金、土、日曜日に行われる。大鳥大社に全10台のだんじりが宮入をする。その後は、10台のだんじりが次々に熊野街道を駆け抜ける」
とある。 まだ5月なのに・・・?
③府道30号線を南へ。大きなショッピングセンターの横を通る。
④右手に「等乃枝(とのき)神社」
応神天皇(八幡様)等を祀り、巨木伝説が伝わる。
⑤30号線を左に入る。煙突はゴミ焼却炉。
⑥ここにはまだこんな農園も有り、農作業をされていた。
⑦堺泉北道路の高架をくぐりさらに南へ。ここまでまだ3km余。先が長い。
⑧古い街並みが残る。こんな狭い路地は車が来ないのでホッ !
⑨このお寺さんの石柱の文句が面白い。
「不許葷酒入山門」(くんしゅ さんもんに いるを ゆるさず)
臭いが強い野菜(=葱(ねぎ)、韮(にら)、大蒜(にんにく)など)は他人を苦しめると共に自分の修行を妨げ、酒は心を乱すので、これらを口にした者は清浄な寺内に立ち入ることを許さない・・・との意らしい。僕など一歩も立ち入れない!!!
⑩八坂神社
京都の八坂神社からの勧請なので「素戔男尊 (スサノオノミコト) 」を祀る。小栗判官の笠かけ松と照手姫の腰掛け石があったり「高札場」が有る。
⑪30号線からそれ、放光池1号公園の傍にひっそりと「平松王子」の碑がたたずむ。
この公園は池を埋め立てた場所。ここで早めの昼食。今回また車でサポートしてくれた某岡本氏に感謝。前回はスイカで今日はメロンとバナナの差し入れ。
予定の半分過ぎで7km余。
⑫信太山陸自駐屯地の門前を右折。
戦車や自走砲やヘリ等を屋外に展示しているらしいが、時間の関係でスルー。
「鉄」と「石」が好きな某堀君も一緒だったのに。 残念!
⑬「小栗街道石標」
熊野街道・小栗街道等の呼び名があるが、ここらでは小栗が多い。
「右小栗街道」と刻んである。明治のものか。
⑭30号線のわき道が街道なので、古い街並みが楽しめる。
⑮こんな大きな古い立派な門屋敷が。この写真の2倍並列している。
ここから庭があって奥が本当にお屋敷。表札も掛かっていて現在も住まわれている様子。
維持するのが大変・・・と余計な心配。貧乏人のサガ。
⑯泉井上神社
神功皇后・仲哀天皇・応神天皇等が祀られていて、なるほど仁徳天皇の近い御先祖ですね。
神功皇后が朝鮮出兵から帰られて行幸された時、清い水が湧き出し瑞祥として喜び、霊泉と名づけ、宮として祀られた。これより“和泉”の国名が付けられた・・・とか。
⑰また「だんじり」が。ヤンママが目立つ。
和泉市にはだんじりを所有する町会が35町あり・・・とある。多いね。
⑱30号線、槙尾川の鉄橋を渡る。ゴールはもうすぐだ!
⑲JR久米田交差点。
今日はここまでの予定だったが、14kmとは思いのほか短く感じられまだ1時。もう少し先に進めば次回が楽になるので、JR和泉橋本駅まで約8km、2時間延ばそう。
足の裏から痛いが前々回・前回より楽。舗装路を歩くのに慣れてきたのでしょうか?とりあえず前進。
⑩「アッ!虹が!」「バカか。雨なんか降っていなかったのに。」
見ると確かに虹色の雲が。以前にも見た事が有り、実際は「彩雲」ではないでしょうか?
太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる大気光象・・・とあるが、ともかく瑞相・吉兆でしょう。目出度い・目出度い。良い事有りますように。
14km余の予定が思ったより楽に早く歩け、8km延ばしました。やはり舗装路に慣れてきたのでしょう。今回は6時間で22km進み、JR和泉橋本駅まで。
次回は15日(日)、鞍持王子~熊取~泉佐野市~泉南市~和歌山県境~山中渓まで 約18kmの予定。ようやく和歌山県に入ります。